埼玉県さいたま市の入れ歯(部分入れ歯、総入れ歯)なら福永歯科医院へ
入れ歯相談を承っております
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こんにちは。
福永歯科医院 福永朋美です。
「第43回 日本顎咬合学会」に参加し、口述口演をさせて頂きました。
顎咬合学会は全国から歯科に関係する歯科医師、歯科衛生士、歯科助手、歯科技工士、言語聴覚士、作業療法士などの先生が集い、咬み合わせを学ぶ学会です。
今回の私の口演テーマ。それは──
「入れ歯でも、きちんと噛める未来がある」ということです。
テレスコープ義歯の魅力を共有できれば嬉しいです。
インプラントが主流になっている今。
「インプラントしか方法がないと言われました」と相談に来られる方がとても多くなっています。
✔ 入れ歯だと、見た目も噛む力も諦めるしかない?
✔ もう全部抜いてインプラントにするしかない?
✔ 一度提示された治療方針が、何度もコロコロ変わり、インプラントを何本も打つようになってしまった…
こんな感じです。
そんな不安や疑問を抱えたまま、「誰にも相談できずに悩んでいた」──という声が、本当にたくさん届いています。
インプラントと入れ歯、どちらが良いの?
よく聞かれる質問のひとつです。
なぜ、学会発表をさせて頂いたか?
それは、多くの歯科医療に携わる方たちへインプラント以外の選択肢として、本当のテレスコープ義歯の素晴らしさを紹介したかったからです。
インプラントVS入れ歯どちらがベスト?
これは、よくある質問です。
答えは・・・
どちらでも、きちんと噛めるようにできます。
ただし、咬み合わせをきちんと治すことができれば。
インプラントか、入れ歯か?
どちらを選ぶかは、あくまで歯を失ったパーツをどんなもので置き換えるかの選択です。
それよりも、今までの歯を失ってしまった真の原因、咬み合わせをしっかりと考えて、正しき咬み合わせを取り戻す手段を一緒に考えることがとても大切です。
精密な入れ歯「ドイツ式テレスコープ義歯」は、皆様が想像する保険の入歯とは全く違います。
精密で、見た目も自然で機能的にもしっかりと。
製作にも高い技術や知識が要求されます。
また、その精密さを実現するには、製作過程や設計が非常に重要になってきます。
テレスコープ義歯は、ただ「歯が抜けたところを補う」ためのものではありません。
咬み合わせを改善するための大切な検査をしましょう。
しっかりとした咬合器にご自身の現状をプロットして、診査・診断をしたうえで治療されておりますか?
私達は、信頼できる技工士さんと共に、テレスコープ義歯を製作しております。
ミクロン単位での精度が要求されるこの入れ歯は、正しく製作できることが必要です。
左の写真は、ザラザラで不ぞろい。右はピカピカで表面の角度も均一。
同じ入れ歯のパーツを作るにも、こんなに違いが出てしまいます。
一度作ったら、終わりではなく──
患者さんと一緒に、長い時間、体の一部として使っていく入れ歯です。
将来的に一義歯でやっていけるよう、設計への配慮が大切です。
■インプラントが難しい方
■外科手術を避けたい方
■ご自身の歯をなるべく残したい方
そんな方こそ、テレスコープ義歯の本当の価値を感じて頂けると思っています。
そして何より、この入れ歯が
「人生をもう一度、美味しく、楽しく楽しむための選択肢」
になることを、何人もの患者さんと出会い教えていただきました。
このような学会で講演できるのは、日々の診療で出会う患者様一人一人の歩みがあってこそです。
テレスコープ義歯は、特別な治療かもしれません。
しかし、特別な人のためのものではありません。
「もう一度、しっかり噛みたい」
「食べたいものを、思い切り食べたい」
そんな思いを待つ、あなたのための選択肢です。
一人でも多くの歯で困っている方に、インプラントだけでなく、入れ歯にも最善の治療方法があることを知って頂ければとても嬉しく思いました。
多くの先生の口演も拝聴でき、充実した2日間となりました。
稲葉先生はじめ、IPSGの先生方、ありがとうございました。
埼玉県さいたま市 福永歯科医院 福永