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先日、福永歯科医院のテレスコープ製作でいつもお世話になっている京王歯研さんにお伺いし、精密テレスコープの技工過程を勉強させていただきました。
京王歯研さんに伺うのは、7年ぶりですが、改めてテレスコープの製作最前線の技工所の技術の高さ、精密さを認識しました。
何がすごいか?
何が違うのか?
京王歯研でないと、作れない入れ歯のクオリティーとは?
京王歯研は、1976年に創業し、40年近くに渡りテレスコープ製作の先駆者として走り続けてきた歯科技工所さんです!
30年前には、日本の技工所ではほとんど取り扱っていなかった、コバルトクロムによるテレスコープ義歯をいち早く手掛け、また、20年前からは、チタン合金によるテレスコープ義歯を、10年前からは、インプラントの上部構造製作の開発を進めています。
もちろんテレスコープ義歯の放電加工による技工は、15年前にすでに取り組んでいたというから驚きです。
当時、大学や企業旦でしか購入が不可能であろう放電加工機器や、テレスコープ製作では必須である横型研磨機も3台きちんと稼働しておりました!
京王歯研さんには、現在、数十人の技工士さんが働いておりますが、その中でも数十年に渡りテレスコープ義歯の製作を学んだ、トップクラスの技術者の方が、テレスコープ製作を担当しております。
彼らは、単純な冠の製作はもとより、入れ歯、噛み合わせ、審美的センス、そしてどんな入れ歯を作るより難しいテレスコープ義歯の複雑な技工過程をマスターしてきた方々です。
今回、その修行時代のお話も細かく教えていただきましたが、長い年月に渡るテレスコープ義歯の高度な研修と知識の蓄積が今の実績を作り上げていることが分かりました。
彼らの高い追及力が、福永歯科医院で装着している精密テレスコープの適合や、患者様の長期的な入れ歯の維持安定につながっているのだと、改めて、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
現在、福永歯科医院では、患者様の状況により何種類かのテレスコープ義歯を選択しております。
↑その中でも、リーゲルテレスコープは、非常に適応範囲も広く有能なテレスコープ義歯です。
リーゲルテレスコープ義歯を製作の際は、使用金属としては、コバルトクロムと言う金属が使われます。
上記でもお伝えしましたが、京王歯研さんでは、コバルトクロムの義歯の製作を30年前から行っておりました。
コバルトクロムを複雑なテレスコープ義歯の製作に使用するには、とてつもない努力が必要でした。コバルトクロムと言う金属は、高い温度で溶かしたり、溶かした後に冷却すると、普通の金属に比べて非常に膨張と収縮が大きいです。
それゆえ、精密なテレスコープ義歯の内冠や外冠と言ったパーツを製作する際に、変形が大きくなりやすい金属とも言えます。
京王歯研の関先生は、これを解消すべく、最高の条件を探求し2年近く何度も実験を繰り返し、昼夜コバルトクロムの技工に明け暮れたそうです。
そういった、はかり知れぬ努力が京王歯研さんのコバルトクロム金属を使用したテレスコープ義歯の製作技術の高さに繋がっています。
↓放電加工機器
↓ 横型研磨機
福永歯科医院では、精密なテレスコープ義歯の製作に努めております。
福永歯科医院のスタッフだけでなく義歯製作に関わるすべての方の努力や、患者さんに最善の入れ歯を入れて欲しいという願いが、テレスコープ義歯には込められているのだと再確認しました。
このような機会をくださった京王歯研の皆様に、心より感謝申し上げます。
埼玉県さいたま市 福永歯科医院 福永