「入れ歯」と分かりにくい、片側だけの小さい入れ歯は作れますか？というご相談をいただきました。

お悩み

どんな入れ歯が自分には最適なの？
「右の奥歯が2本抜けてしまい…　このままだと反対側ばかりで噛んでしまって不安で…」
バネが透明の入れ歯（ノンクラスプデンチャー）か？テレスコープ義歯にするか？
どうして良いか分からないというお悩みでした。

見た目にも気になる。食事も楽しめない。
だけど、大きな入れ歯やインプラントには抵抗がある…。
こんな、お悩みのをお持ちの方、多いですよね。

若い方にとって、入れ歯は“年配の方が使うもの”というイメージがあり、誰にも相談できずに一人で悩んでしまいます。
また、抜けてしまった奥歯と噛み合っていた下の歯も揺れてしまっておりました。

治療

咬み合わせの検査

咬み合わせの検査を詳しく行い、現状を一緒に確認しました。
咬み合わせの診査は、同じ原因で歯を失わないためにもとても大切な検査となります。
すると、咬み合わせに問題があることがわかりました。

精密な咬み合わせの検査をすると、歯を失った原因がはっきりと分かりました。

●一番後ろの歯の隙間が少ない
●奥歯が横揺れの力を受けて投げ倒されて、抜けてしまった
●残っている下の歯の揺れている原因は上下の咬み合わせ

片側だけの入れ歯

咬み合わせの検査で分かったことを改善するために、ご提案したのは「片側のリーゲルテレスコープ義歯」。
片側だけの欠損にも対応できる、取り外し式のドイツ式精密入れ歯です。
見た目には金属のバネが見えず、とても自然。

カチッと鍵のように固定されるので、以下のような特徴があります。

●入れ歯自体のぐらつきがない
●しっかり噛める
●支えている歯を守りながら長持ちさせることができる

下顎は被せものを1か所治療することになりました。
治療後は、下の揺れていた歯の動きもおさまり、下の歯は抜歯をせずにすみました。

機能・審美を共に取り戻す入れ歯

片側の奥歯がなくなってしまったら…
皆様の歯の治療の選択肢はいくつかあるかと思います。
入れ歯と聞くと、ご高齢の方が使用している銀色バネの付いた、パカパカ、モゴモゴ、口の中で動いている見栄えの悪い、人工的な歯を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

入れ歯が「入れ歯」と分かる時代は終わりました。

●インプラントは怖い、将来性が心配
●インプラントをするには、骨がない
●残りの歯を長持ちさせたい
●入れ歯だと悟られたくない
●もう一度、しっかり噛みたい

そんなお悩みのあなたへ、ご自身にあった、機能的で審美的な方法を一緒に見つけてみませんか。

埼玉県さいたま市　福永歯科医院　福永