「入れ歯」と聞くと、一般的には、後ろ向きなイメージしか浮かばない…という方が多いのではないでしょうか？
特に、30代、40代の方が何らかの理由で総入れ歯になることは、決してめずらしいことではありません。

他県から新幹線で通院して頂き、勇気をもって上下同時印象の総義歯治療で美しい口元、噛める！を取り戻した症例をご紹介します。

お悩み

全ての歯を抜いて総入れ歯と告げられているが、怖くてどうして良いか分からない。
入れ歯と絶対に思われたくない。

治療　治療経過

抜歯当日にも、すぐに仮の入れ歯を装着するので、歯が無い時間は作りません。見た目や吸着も本番の入れ歯よりはやや劣るものの、生活や審美性に困らない仮の入れ歯です。

この仮の入れ歯のクオリティーや、調整方法はとても重要です。
抜いた部分が治る期間は仮の入れ歯を使用します。2～3か月で、噛める物が増えていくことを、実感できたそうです。

治療後

装着から3か月後の様子では、「アメリカンドックも食べられた。」とのことでした。仮の入れ歯との違いは、キュウリをかじったときに鋭く噛み切れる感じがするそうです。

一番、喜ばしかったのは、「初対面の人にも口元を気にせず、接することができる様になった。」と感じて頂けたことに加え、患者様が、とても良くお話するようになったことです。

総入れ歯の患者様は、残念ながらお会いすることも少なくなります。
最終調整の日、お互いに涙…でした。
「何もなくても、また会いに来ます！」と言ってお戻りなる患者様が頼もしかったです。

30代、40代で総入れ歯になるなんて

誰にも言えず、ひとりで悩んでいませんか？
実は、歯の状態が悪化し、総入れ歯が必要になる方は、30代40代でも少なくありません。原因は、過去の治療の繰り返しや、歯周病、体質、ストレスなどさまざま。
とくに、前医での治療に傷ついた経験があると、「もうどこにも相談できない」と感じてしまうこともあります。

でも、ご安心ください。
総入れ歯でも、人に気づかれず、美しく、しっかり噛める入れ歯はあります。
見た目も自然で、会話や食事も快適。そんな入れ歯を求めて、県外から通院される方も珍しくありません。

入れ歯に対する古いイメージ
──「見た目が悪い」「モゴモゴ動く」「すぐ外れる」──
それはもう過去のもの。

精密な技術と設計で、あなたらしい笑顔と機能を取り戻せる選択肢は、ちゃんとあります。
上下同時印象の総入れ歯は、あなたらしい笑顔と機能を取り戻せる選択肢となる入れ歯です。悩み続けるより、まずは一歩を踏み出すことが大切です。

一人で悩まず、相談してみる。
もう一度、噛めるあの日を取り戻してみませんか。

埼玉県さいたま市　福永歯科医院　福永